SADAHARU HIGA HAUTE COUTURE・装具・ブローチ２２０

テーマ・ブローチ

アクセサリーの専門家では無いから、ブローチという基本の観念はさておき、装飾品としての活用が主であると認識している、よってミニマムやシンプルという感覚からは遠いものだし、特に要らないものである。

毎日の装い、の中で付け馴れていないと使いこなせない部類に入るが、視点を変えるとアクセサリーを変えると何時ものアイテムを別の物に変える事も出来る世界である。

ソレなりの存在感があれば良いと思うし、大きすぎても小さすぎても組み合わせ難い。

今回は端材を活用した、ブローチ。布を小物であるからにコサージュの要素が強い。

歯切れを編んだり縫い詰めての法制をして、不揃い、がテーマになっている、アウトサイダーアートに近しく、合理的で無い。

そんな曖昧なモノ作りはやっぱり個人でしか成立し得ない物であると思う、企業では切り捨てられる範疇。

布で作ってしまったが故のもたつき、プラスチックブローチとは違い、その野暮ったさやモタツキをいかに楽しめるか、関心がない人からは奇抜や、町田恵にフツーに着れない！と言われたことを思い出し、きっとこの商品も味方を誤れば批判の対象にされるのであろう。欲を出して言えば、やはりどんな素材でも何かしら自分自身で感動して、試行錯誤しながら作る過程は、愛憎に塗れ、、、というよりかなり愛情を持って接したと思う。

モノ作りや生き方において、気合いを入れてだの、魂を込めてと言えば好感度が高く、またはウザく感じる事もあれど、愛情を注入し過ぎれば、夜中書いたラヴレター、たけしの元気が出るテレビでやっていた語り弾き、思いが篭りすぎたヴァレンタインの手編みのセーターが痛セーターになってしまう結果（ソレ面白いからやりたい、けど既にやっている会社も）になりがち。

安野モヨコの漫画みたいに愛情を持って描きながら、どこか突き放した視点って大事。プラスチック製品はその特有の軽薄さが、呪術をあまり感じさせない所が魅力。骨董の世界では箱書き＝誰彼の愛用品である事もポイント、になるらしい（青山二郎的な）もあれど、大方今日的に作られた商品は買って使う人が手にした段階でゼロ的になっていなければ使い難い物でもある。

石田純子氏のファッションコーディネートにある、小振りな黒のプラスチックブローチ二個付けの纏り具合に感銘したのを思い出す。（若干派手かなと思いつつ、地味に過ごしてつまらなかったな、というのをブローチは変える性質があるのでしょう。）



社名・SADAHARU HIGA HAUTE COUTURE

商品名・装具・ブローチ

価格・３２４０円

素材綿平織りプリント・ポリエステル紅型プリント・ポリエステル糸・金属・プラスチック・エナメル

サイズ・フリーサイズ

生産・沖縄



大量に出品しており測定表記は省いております。
購入の前にサイズや素材感・著用形態等、製品に関する御質問に御答え申し上げます。

職業作家です。
プロとしての営業販売は向いていないと理解しています。販売員はヒーラーの役割もあるし、営業は人間関係が大事だけどソレ向いてない。

前に買いに来て６時間以上悩み相談に付き合わされ時間泥棒に遭い鬱になり生きてゆく意欲が消えました。他人の話聞くの疲れるし、聞かされても助けられません。悩み相談は祈禱師に金銭トラブルは弁護士に、この世では相談料が発生するけど、私の販売価格には悩み相談料金は含まれていません。